昨年のアメリカンドリームで優勝した大石さん&斎藤さんチームがアーカンサス州のビーバーレイクにて開催されたバスキャットオーナーズの大会に日本代表としてチャレンジしました。

このレイクの平均的なバスのサイズは大きいわけでもないのにキーパーサイズは15インチと難しいサイズです。それでもプラクティス2日間という短い期間でしっかりと毎日キーパーを釣り、試合当日も天気の変化に合わせてウェインまでバスを持ってこれたのは、チームジャパンの努力の結果です。

さらに、ウェインステージでは慣れない英語のインタビューであっても必死に応対している姿は素晴らしかったです。釣りを通して現地の人と触れ合い、違うカルチャーを肌で体感して頂く事もアメリカでの釣りの一部であり、このアメリカンドリームの目的でもあります。
大きなステーキも沢山食べました!


アメリカンドリームというタイトルの趣旨はこれまで皆様にお伝えしてきたと思いますが、いくつかあります。私がアメリカという国に初めて来てから約30年。当初は数カ月の予定がなぜかここまで生活ができるようになったのも気持ちひとつあったからです。アメリカの壮大なところと自由な部分に心惹かれて、夢を持てるようになりここまでやってきました。
釣りを通して生活するという、当時では考えられない状況の中、一日ずつ乗り越えていき、振り向けば、今の自分の姿がありました。このありがたい環境に感謝して、アメリカの素晴らしさを伝えたいと思い始めたのがバスマスターエリートで優勝した時の2008年。そこから勢いでスタートしたのがアメリカンドリームという大会でした。

もちろん日本にはたくさんの釣り人がアメリカを夢見ている事を知っていたので、全員を招待してあげたいところなのですが、もちろん私自身にそんなお金もないため、どうしたらいいのか?と考えた結果が、大会で結果を残せばアメリカへ行けるという事が一番フェアと判断いたしました。
又、日本での大会がよりアメリカの大会に近づけるように、その形式であったり、ノリもアメリカに近くなるようにオープンにしてみました。 私自身、バスマスター中心にTop150やエリートシリーズ、バスマスタークラシックの参加経験を得てきた事から、皆様には、よりアメリカンな試合の楽しみ方を体験していただけるようにと考えてきました。
これからも、いつまで継続できるかはわかりませんが、一年ずつしっかりとこなしていって、今後も皆様に応援していただけるような大会が開催できたら、これ以上の幸せはないと思っております。
以上簡単ではありますが、2018年度のアメリカンドリームが無事終了したことのご報告、参加して頂きました皆様とサポート頂きましたメーカー様や団体様、潮来マリーナ様、ルアーマガジン様、そして個人の皆様への感謝の意とさせてください。ありがとうございました。
See you next time!
桐山
